頭を触ってみるとかさぶたのようなものができていることに気が付くことが稀にあると思います。このかさぶたの正体は一体何なのでしょうか。また、かさぶたが発生する原因は何でしょうか。ここでは頭皮にできるかさぶたについて紹介していきます。
【頭皮にできるかさぶたの原因】
頭皮にできるかさぶたの原因は一つではありません。日常生活を送るうえで、頭皮にかさぶたできる要因として、以下のことが考えられます。
①脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎は皮脂の過剰分泌によって生じる皮膚炎です。頭皮は他の部位と比較しても皮脂腺の多い部分となっていて、皮脂の分泌量が多い傾向にあります。特に女性よりも男性の方が皮脂分泌が多く、男性に多くみられる症状です。
②頭皮の洗浄不足
頭皮に長時間皮脂が残り続けると、皮脂は汚れの原因となってしまいます。頭皮の洗浄を定期的に行っていなかったり、シャンプーが自分の肌に合っていなかったりすると頭皮にかさぶたができる可能性が高くなります。
③シャンプーの洗い残し
シャンプーやリンスは頭皮を洗浄するために役立ちますが、その一方で長時間頭皮に接触していると接触性皮膚炎を発生させる可能性があります。シャンプーやリンスを使用したらきちんと洗い流すことが重要となります。
【かさぶたができた時の対処】
それでは実際にかさぶたができてしまったときにはどのような対処を行えばよいのでしょうか。ここでは簡単に対処法を紹介していきます。
①絶対に掻きむしってはいけない
一番行ってはいけないのは、かさぶたを掻きむしることです。爪には色々な雑菌がありますし、掻くことによって炎症を進行させる可能性もあります。かさぶたは自然に脱落させるのが一番ということです。
②食生活改善を心掛ける
頭皮環境の悪化は食生活の乱れによる原因が考えられます。早期に回復させるためにも、ビタミンBやビタミンCを積極的に摂取するようにしましょう。
かさぶたができても自然に回復することが多く、特に問題はありません。しかし、症状を進行させないために努力する必要はあります。
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