当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

髪の毛とpHの関係

シャンプーなどの髪の毛に関する製品には「弱酸性」を売りにするものが多くみられます。髪の毛にとって弱酸性はどのような点で良いのでしょうか。ここでは髪の毛の酸性度・アルカリ性度を示すpHに関して紹介していきます。

【pH(ペーハー)とは?】
pHとは酸性・アルカリ性の性質を知るための値となります。pHは0~14まであり、0に近づくほど強い酸性、14に近づくほど強いアルカリ性を示します。この中で髪の毛にとってよいとされるpHは4~5程度の弱酸性です。肌の性質も弱酸性であるように、弱酸性は人の体と同じpHであるため、肌に優しいと言われています。

【髪の毛のpHが傾くとどうなるのか?】
髪の毛の性質が酸性やアルカリ性に傾いてしまうと、髪の毛にとってどのような影響が及ぶのでしょうか。ここでは酸性・アルカリ性に傾いた際の髪の毛の状態に関して説明します。

・髪の毛がアルカリ性に傾いた場合
髪の毛の性質がアルカリ性に傾いてしまうと、髪の毛のキューティクルが開き、髪の毛の健康を維持することが難しくなります。キューティクルは髪の毛の外側を覆ううろこ状のタンパク質で、髪の毛の保湿や物理的なダメージから守ってくれます。しかし、これが開いてしまうと髪の毛はダメージを受けやすくなってしまいます。

・髪の毛が酸性に傾いた場合
髪の毛が強い酸性に傾いてしまうと、今度は逆に髪の毛のキューティクルがぎゅっと閉まった状態になってしまいます。これが強くなると髪の毛が硬くなってしまい、肌触りなどが低下します。ヘアマニキュアなどを使用すると、髪の毛が酸性に近づいてしまうので注意が必要になります。

髪の毛は酸性でもアルカリ性でも悪い影響を及ぼす可能性があります。ヘアカラーやワックスなどを使用することで髪の毛のpHは大きく変化する可能性がありますので、毎日のケアを忘れないように心がけることが大切になります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。