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髪の毛の結合

髪の毛はいくつもの結合によってできています。それぞれの結合によって性質が異なってきますので、よく知ることも大切になります。ここでは髪の毛の結合に関して紹介していきます。

【髪の毛には4つの結合がある】
髪の毛はケラチンと呼ばれるタンパク質からできていますが、ケラチンはポリペプチドと呼ばれるペプチドがいくつも結合された状態となっています。これを結合する方法は主に4種類あり、それぞれ性質が異なってきます。

①水素結合
水素結合は4つの結合の中で最も結合の力が弱いものとなっています。髪の毛を濡らすことによって簡単に切れてしまい、乾かすことによってもとに戻ります。寝ぐせなどはこの水素結合が大きく関係してきます。

②イオン結合
水素結合の次に弱い結合です。髪の毛のpHが変化することによってこのイオン結合が切れ、髪の毛が傷みます。髪の毛は弱酸性を保つ性質があり、pHが4.5~5.5の範囲を超えるとイオン結合が切れやすくなります。

③シスチン結合
結合力は強めです。通常この結合が切れることはないのですが、パーマはこの結合を切ることによって行われています。この結合が切れてしまうと独特の臭いが生じるという特徴があります。

④ペプチド結合
髪の毛を構成するために必要不可欠な結合となります。ペプチド結合は一度着切れてしまうともとに戻すことができません。枝毛に関しては、このペプチド結合が切れることによって生じます。

これらの結合によって髪の毛は構成されています。髪の毛が傷んでしまうのは、これらの結合が切れてしまうためとなります。結合が切れる条件は、結合によって異なりますので、それぞれに対してケアを怠らないことが大切です。

髪の毛の結合に関する知識を身につけることで、髪の毛のケアの仕方も変わってくると思います。特にパーマやカラーは強い結合を切ってしまうものですので、髪の毛へのダメージが大きいことが分かります。

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