ダメージヘアという言葉を聞いたことがある方は多いと思います。しかし、ダメージと言ってもその種類はたくさんあります。ここでは、髪の毛にはどのようなダメージがあるのかについて紹介していきます。
【髪の毛が受けるダメージはたくさんある】
髪の毛が受けるダメージによって、ケアの仕方も異なってきます。そのため、ダメージの種類を知ることはとても大切なことです。髪の毛が受けるダメージは主に以下のようなものがあります。
①パーマ、カラーによるダメージ
パーマはシスチン結合と呼ばれる強い結合を切り、結合しなおすことで髪型を決定します。強い結合を強制的に切ることは、髪の毛にとって大きなダメージとなります。このような化学的なダメージは、髪の毛の表面にあるキューティクルが剥がれ、さらなるダメージを受けやすい状態となってしまいます。
②紫外線によるダメージ
髪の毛は紫外線に弱く、長時間浴びることによって簡単にダメージを受けてしまいます。紫外線を浴びると髪の毛の表面が火傷した状態となり、メラニンが壊れてしまいます。これによって色素が薄くなり、白みがかった髪色になってしまいます。
③ドライヤーなどの熱によるダメージ
タンパク質は熱に弱く、変性する可能性があります。タンパク質は一度変性するともとに戻すことができませんので注意が必要です。変性するとキューティクルやコルテックスが固まり、髪の毛の性質が大きく変わってしまいます。
④物理的なダメージ
ブラッシングなどによって髪の毛の表面が傷つくことです。キューティクルが剥がれてしまうと保湿や外的なダメージから保護することができなくなり、髪質が低下します。カットによって髪の毛の断面がむき出しになることも、ダメージの原因の一つとなります。
このようなダメージと言っても性質や原因はさまざまです。物理的なダメージがすべてではありませんので、日頃から髪の毛の保護をしっかりと行うことが大切になります。
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